イギリス原産のメークインの歴史

じゃがいもの中に、メークインと呼ばれる品種があります。
これはイギリス原産で、日本には大正時代に伝わりました。

メークインは英語にすると「May Queen」、
つまり「五月の女王」という意味です。
ヨーロッパには、春の訪れをお祝いする五月祭というものがあります。
この祭では、未婚の女性の中から五月の女王を選ぶという遊びが行われるのです。
じゃがいものメークインは、これに由来しています。

メークインは19世紀末、イギリスのサドラーという人が栽培していましたが、
それを1900年にサットン商会が世に紹介し、
広く知られることとなりました。

その後エリザベス女王が後押ししたという話もありますが、
現在、イギリスでは栽培されていません。
他の品種に比べると栽培が難しいことや、
収穫量が優れていないことが理由のようです。

一方、煮物料理を好む日本人にとっては、
調理しやすいメークインが大人気で、
今や男爵いもと並ぶほどの主要品種となっています。

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